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モンテッソーリ教育に
ついて

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吉祥寺こどもの家の
モンテッソーリ教育

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モンテッソーリ教育は、20世紀初頭のイタリアで、医師であったマリア・モンテッソーリによって始められ、今では世界各地で広く実践されています。
根っこにあるのは、「全ての子どもが、自分で自分を伸ばす力(自己教育力)を持っている。だから大人は教えるのではなく、子どもが自ら育つのを援助するのだ」という保育観です。この考えを形にしたのが、吉祥寺こどもの家の保育室です。
ここには、子どもたちが自分を伸ばすための活動があふれています。掃除・調理などの生活から、知性の芽を育む感覚教育、数・ことば・自然・社会への好奇心に応える活動まで幅広く用意されています。
そしてここで暮らすのは、2歳から6歳まで、4学年の異年齢からなる小さな社会のメンバー達です。仲間と共に生活し、協働し、教え合い育ち合うなかで、世の中で幸せに生きていく力を育んでいきます。
ぜひ一度、吉祥寺こどもの家のモンテッソーリ教育に触れてみてください。

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モンテッソーリ教育
6つの活動

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総合的な発達の援助

私たち人間は、道具を使いこなすことで暮らしを営んでいます。だから子ども達は、器用に動く手、狙いを定める目を育てたくてたまりません。できることが増える喜び、成長の手応えを感じながら、自らをしっかりと育てていきます。

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生活

生活の活動には、二つの側面があります。一つは、身辺自立。自分のことが自分でできるようになり、自信と自立心を深めます。もう一つはみんなの役に立つことをする面。家族や仲間のために自分の力を使い、働く喜びと支えあって生きることを知ります。

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感覚

感覚の活動は、知性の芽吹きです。子どもは活動の中で同じものを見つけたり、順番に並べたり、分類したりします。感覚器官を研ぎ澄ませて世界を知ろうとし、自分の手を使って秩序立てていくことで、概念が形成され、考える力が伸びます。

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言語

言語は、私たち人間の宝ものです。私たちは言語を通して人とコミュニケートし、また自分の中で深く考えます。幼稚園では文字(主にひらがな)と出会います。子どもによって興味を持つ時期が違うので、いつ気になっても応えられるようにそばに置いておきます。

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モンテッソーリの数教育は、紙と鉛筆で学ぶ『勉強』ではありません。手で触れたり、体積と重さのある具体的な量を扱いながら、数の世界に親しみます。理解が深まるにつれ、教具も抽象的になっていきます。

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文化

学びの根っこには、センス・オブ・ワンダー(不思議や驚きを感じる感性)があります。乳幼児期は特に初めて見るもの・聞くことが多く、世の中は驚きに満ちています。子ども達のみずみずしいセンスを大切にし、あらゆる方向に伸び好奇心に応えられる環境を用意しています。

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トレーニングコースについて

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吉祥寺こどもの家は、2012年4月より、モンテッソーリ教師の養成講座である「モンテッソーリ ラ パーチェ トレーニングコース」の附属教育機関として、保育理論/保育実技の研究・開発および普及の役割を担っています。

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著書のご紹介

2012年7月に出版された『父親がこどもの未来を輝かせる』(ソフトバンク新書)はタイトル通りお父さんを主な対象に、2013年5月に出版された『「1人でできた!」を助ける おうちでモンテッソーリ子育て』(PHP研究所)はお母さんを主な対象としておりますが、ご両親・先生方にも参考にしていただけるように書きました。『父親が~』は現在電子書籍版のみお求めいただけます。『「1人でできた!」~』はPHP研究所のホームページおよび各生協のカタログ等でお求めください。 二冊とも、お子さんがモンテッソーリ教育の保育園・幼稚園にお通いのお父様・お母様が企画・編集してくださいました。そのおかげで、親御さんにわかりやすい本に仕上げていただきました。

また、2018年3月には『自分でできる子が育つ モンテッソーリの紙あそび』(百枝知亜紀と共著、PHP研究所)という本を出版しました。切る、縫う、編むなどがたっぷり楽しめるよう、コピーして使える型紙を豊富に掲載しました。幸いにも身に余るご好評をいただきましたので、2019年第二弾も出版し、さらに広くご利用いただいております。これらの本をご高覧いただき、先生方やご家庭にご紹介賜れますと幸いです。

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